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一般社団法人 江別青年会議所

 
 
 
    

スローガン

自他力本願

~仲間を信じて!!~

【 はじめに 】

日本の青年会議所は「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という強い覚悟のもと、その一歩を踏み出しました。その青年達は、戦後の焼け野原を目の当たりにし、行動せずにはいられずに勇気と気概を持って一歩を踏み出しました。
 一般社団法人江別青年会議所(以下江別JC)は1971年、「空も緑も美しい心豊かな町作りに青年の行動を集結しよう」という崇高なスローガンのもと、チャーターメンバーの諸先輩方の高い志によって創立されました。本年度まで47年間に亘り、諸先輩方が郷土のまちづくり、ひとづくりに弛まぬ努力で邁進された礎の上に、現在があることを我々は決して忘れてはなりません。歴史を紡いできた諸先輩方も「自他力本願」、自力だけでは到底無理なことでも他の力があると成し遂げられる。何度の失敗にもめげずにくじけずに挑戦するという精神で、JC運動を展開してきたのではないでしょうか。
 人間は不完全です。不完全だから時には失敗をします。誰しも失敗はしたくありませんが、失敗を恐れずに原因を検証し、新たに挑戦することはとても大事です。
このJCという団体は単年度制だからこそ面白さがあります。単年度制の弊害を指摘されることもありますが、単年度制という不連続性は「郷土や過去の運動に対する想いの継承」という形で連続性が担保されています。このことがJCは不連続の連続と言われる所以であります。不連続の連続とは、言い換えれば変革の継続とも言えるのではないでしょうか。
江別JCでも、進化と深化を繰り返しながら、社会に求められる多くの素晴らしい運動が長年に亘り継続的に展開されてきました。しかしながら、継続していくからこそ、過去の成功事例をそのまま踏襲するものや後退するようなものであってはなりません。何事も新たな風を取り込みながら前進しなければなりません。それは劇的な変化であることだけが成功ではありません。極論、少しでも、一歩でも前に進むことに意味と価値があります。
失敗を恐れずに何事にも挑戦していきましょう。できない言い訳をする前に、できるようになる方法を前向きに探しましょう。困難や課題に直面した時は、その環境を自身の成長のかけがえのない機会として捉え、その環境を楽しみましょう。私と一緒に挑戦した先のまだ見ぬ景色を見てください。その先にある景色こそが、より良い郷土へと繋がる道だと確信しています。

【 地域ブランドの確立 】

近年、地域の再生や地域活性化の切り札として、地域資源の積極的活用や「地域性」(自然、歴史、文化、伝統に根ざした地域らしさ)の再確認、再発見といった動きを通じて、特産品や観光地といった地域資源をブランド化しようとする試みが各地で活発に行われています。こうした動きの背景には、地域活性化の切り札が特産品であれ観光地であれ、日本国内での産地間・地域間競争に加えて、諸外国とのグローバルな競争が激化してきているという深刻な問題があり、もはや個別的な産業振興や特産品等のブランド化では事足らず、総合的な振興策と地域全体のブランド化により、競争力の一層の強化と付加価値の向上を図ることが何より急務となっています。
我々が住む江別には魅力ある文化や新たな文化となり得る可能性を秘めたものが無数に点在しています。古より伝承される歴史的価値のある文化やその歴史を肌で感じることの出来る史跡や施設、母なる川「石狩川」、市街地の身近にある「原始林」、緑あふれる公園やスポーツ施設などとともに、大学など充実した教育拠点を持つ文教都市です。そんな江別の魅力を存分に活用した運動を積極的に展開し、地域ブランドの確立に繋げます。それが、江別市民の郷土愛を深め、さらには他の地域の江別ファンを増やし、「活気あふれる協働のまち」としての確固たる地位の確立、さらには江別の発展と活性化に繋がると確信しています。

【 交流人口の拡大と会員拡大 】

江別の人口は減少を始めました。江別だけでなく2018年より全国で18歳以下の人口が減少期に入ります。少子高齢化は、経済にマイナスの影響を及ぼします。労働力や消費需要の減少による産業、経済の活力減退に加え、集落崩壊や地域コミュニティの機能不全を引き起こすなど、危機的な状況をもたらしかねない重要な問題を引き起こす可能性があり、交流人口の拡大で活力と潤い、賑わいのあるまちをめざしていかなければなりません。そこで、地域が持つ自然や景観、歴史、伝統、文化等の資源をいかし、地域独自の創意工夫をいかした取組みを行うことで、地域の活性化を目指します。また、交流人口を増加するための取組みは、各地域を自らが見つめ直し、地域の魅力等を再確認していくことでもあります。地域の人々が自らの地域の魅力を感じ、その地に住むことに誇りと愛着を持つことにより、一層活発な地域づくりを目指します。
そして、JCは20~40歳までの期限のある団体として、卒業を迎えることから逃れられない以上、江別JCを存続させ、さらに江別を発展させるためにも、会員拡大運動は永遠の使命であると言えます。この使命を果たすためには、会員一人ひとりが会員拡大を行う当事者であるという意識を持ち、全員が同じ目標を持って積極的に会員拡大運動に取り組まなければなりません。例会や各種事業を通じ、多くの入会候補者にJCを体感してもらうと同時に、JC活動の魅力が伝わるような事業構築を心掛け、さらに、新たな会員拡大手法を常に模索しながら、失敗を恐れずに果敢に挑戦しましょう。
 様々な手法に挑戦しながら、メンバー全員で会員拡大運動に邁進することで必ず目標は達成できます。この会員拡大こそが組織をより一層進化させ、更に江別の発展と活性化に繋がる崇高なJC運動だと確信しています。

【 和の心醸成 】

戦後の日本には道徳に相当する修身という教科がありました。努力、親孝行、公益、正直といった内容を偉人や有名人の言葉やエピソードを交えて子どもに教えていましたが、終戦後、軍国主義教育をするものだとしてGHQによって廃止されました。しかし、理性ある人間を育てるものとして、1950年に復活。道徳が現在と同じ位置づけになったのは1958年のことですが、修身のように教科とはなりませんでした。近年、道徳が教科化される背景としては、2011年におきた中学生の自殺事件とそのほかにも重大な少年犯罪が増えてきたこともあり、政策のひとつとして道徳を教科に位置づけることを決定しました。生きることの意味や命の大切さが実感できる道徳教育を充実していかなければなりませんが、現状は、道徳が本来の機能を取り戻せたとはいえません。さらに、近年、IT技術やWEBサービスの発達に伴い、インターネットを通じて様々な情報を容易かつ迅速に取得できるようになりました。また、SNS等の普及により、他者とのコミュニケーションが簡単に取れる時代になったとも感じます。このような状況下では、直接的な人と人との関わりが希薄になり他者との直接的なコミュニケーションがうまく取れない人が増え、利己主義的思考の蔓延や規範意識の低下も問題となっています。
私たち日本人が古来より培ってきた利他の精神からなる「和の心」、「和」とは、人々がそれぞれの力を発揮して、調和がれている状態のことで、調和は集団を一体化し、新しい大きな力を生み出すことができます。今こそ、我々が当事者として江別に住む人々の利他の精神、すなわち「和の心」を呼び覚まし、「心温まる地域」を確立してまいります。それが、未来の江別の発展に貢献する人財を増やしていくことに繋がり、江別JCはもとより江別のさらなる発展と活性化に繋がると確信しています。

【 社会の発展に寄与できる人財育成 】

入会3年未満の会員が半数を超えるメンバーで構成されている江別JCが、未来永劫江別に求められ、必要とされる組織であるためにも、組織をより強固にしながら、その運営を堅実に行っていかなければなりません。そのためには、会員一人ひとりが魅力ある人財に成長しなければならず、何事にでも挑戦し続けるという強い意志を持ち、今考えられる最良の手法を考え抜き、一つひとつ経験を重ねながら学び、あらゆる分野で活躍することができる人財にメンバーを育成していかなければなりません。そのことが魅力ある組織としての江別JCを継承していくことにも繋がります。
卒業があるJCだからこそ、新たなメンバーの育成は会員拡大と並ぶ崇高なJC運動であり、メンバーの成長こそが、この魅力ある江別JC、「活気あふれる協働のまち」である江別のさらなる発展と活性化に繋がると確信しています。

【 ひとづくり ~実現力ある人財の育成~ 】

青年会議所は、数あるまちづくり団体の中でも、行動し実践する団体であることに大きな存在価値があります。仮に、机上で夢を語るだけで、実際に行動することをやめてしまったならば、もはやそれはJCとは呼べません。実社会においても、地域や会社において必要とされるのは、夢をもちながらも、具体的に企画し、実行に移すことができる人財です。そこで、わたしたちは、実行力ある人財、すなわち、JAYCEEとしての若きエネルギーを存分なく発揮し、自分の五感で、よく見聞き、考え、掘り下げて検討し、目的に向かって行動する新人を育成する必要があると考えます。
もちろん、教える立場にあるリーダーの研鑽も大きな課題です。しっかりと自分が新人に伝えられているのかを自問自答する必要があります。リーダーが、情熱や理想だけで指導するのではなく、具体的に導いていく手法を組織全体として確立することが求められていると考えます。
多種多様な価値観をもった人たちと向き合いながら、各々の長所・短所を上手く把握し、自ら進んで行動する人財を一人でも多く増やし、組織全体が大いに盛り上がる一年を目指します。

【 強固な組織の構築 】

強固な組織としての横の繋がりを構築し、外部からも求められる組織としてさらなる発展を図るため、江別JC内外問わず、積極的かつ迅速に情報発信・受信を行い、その情報を正確に落とし込む役割を担う専門の窓口が必要です。
 新たな同志を多く迎えた江別JCには、組織全体の運営を円滑に遂行するために、「縁の下の力持ち」「痒い所に手が届く」といった潤滑油としての役割を担う存在も必要不可欠です。江別JCにとって組織運営を支える屋台骨であり、組織の基盤とも言えます。定款や諸規則を遵守しながら、ルールに則った組織運営が行われないとその団体は衰退の一途をたどるため、きめ細かな配慮を行うことが円滑な組織運営の鍵となります。
メンバー全員が月に一度集う唯一の機会である例会は、江別JCの方向性をしっかりと確認でき、同志が相集う貴重な場であります。「来てよかった」「さらに積極的に活動しよう」と思わせるものでなければなりません。本年度は、江別JCの更なる発展を見据え、活性化を常に図るために、厳粛で締まりのある例会運営と例会出席率向上を目指します。
 また、例会出席率向上を図るためには、個々人の意識の変革と的確な情報発信が重要です。例会の意義や目的を周知するとともに、的確な内容とタイミングで情報発信することを通じて例会出席意欲の向上を図り、一人でも多くの感性と英知を集結させることが、組織の発展と活性化に繋がります。
我々は青年経済人としてあるべき姿を体現しなければならず、対内・対外、JC・仕事問わずその姿を見せ続けなければなりません。常に検証と柔軟な改善を繰り返しながら組織運営を行うことで、厳粛で締まりのある例会運営は確立され、この運営にメンバー全員が携わることが個人の成長に繋がり、江別JCのさらなる発展と活性化に繋がると確信しています。

【 結びに 】

JCには無限の可能性があり、求めれば求めただけのステージがあります。メンバーが歩んで行くJCの道には、様々な成長の機会が至る所にぶら下がっております。もし、同じ道を歩いたとしても、人それぞれ拾得するものは違います。ただ何も考えず拾得せず歩くことは楽なのかもしれませんが、果たしてそれでいいのでしょうか。様々なものを自ら拾得し、この青年期だからこそ様々な人々との交わり経験をし、失敗を恐れずに、何事にも取り組みましょう。仮に失敗したとしても、そこまでの過程が自身の財産となります。しかも、志を同じくするメンバーが隣にいるのです。かけがえのない仲間であるメンバーを信じましょう。そして、それ以上に自分自身を信じて何度でも挑戦しましょう。
他力本願だけ、もしくは自力本願だけでは到底無理なことでも、自他力本願であれば成し遂げられます。本来、他力本願とは、浄土宗の阿弥陀のことを言いますが、これを神仏は勿論自分以外の全ての人に置き換え考えました。自分自身の精一杯の力と、信頼できる仲間の力を融合すること、それが自他力本願です。少し背伸びをすること、勇気を出して一歩踏み出すことで今まで見えなかった景色も見えてきます。私達は40歳までという限られた時間の中で活動しているのだからこそ、立ち止まっている暇はありません。やるかやらないか迷うのであれば、行動に移すことが正解です。いろいろなところに目や心を配りながらも「自他力本願」、自分の精一杯の力と、信頼できる仲間の力で何事も挑戦し、取り組みましょう。それが必ずまだ見ぬ自分との遭遇を果たし、自身の成長と江別の発展に繋がります。

プロフィール

名前
丸山 賢一 Ⅿaruyama Kenichi
生年月日
1979年3月14日
勤務先
丸山産業 有限会社